これまで、BOOTHでの試験販売や、楽器slackオフ会/ピコケットなどの実イベントでの販売などをしてきた、「MIDI-UARTインターフェースさん キット DIN<->TRS変換ケーブル(type A) 2本つき」を、昨日20226/3よりスイッチサイエンスさんで委託販売を開始しました。 https://www.switch-science.com/catalog/8117/

こちらの商品は、自分がMIDI関連の機器を作ろうとした時、毎回フォトカプラなどを用意するのが面倒だったため作りました。

Arduino的に簡単に使うことができるマイコンの種類が増えてきたため、Arduino Shieldのように、特定の基板を想定した形にしてしまうと、逆に汎用性が無くなってしまいます。 また、電圧も5Vの場合だけでなく、3.3Vを使うことも増えてきました。

そこで、どのようなマイコン基板でも使え、また5V/3.3V両対応のUART<->MIDI変換基板を作りました。

AMEI 3.3V MIDIの仕様 にある図1の通り、ワット数も規格通りの抵抗を付けています。

また、フォトカプラもオーバースペックかもしれないですがバッファ入りのものを使うなど、この基板が原因で不具合が起こる可能性を減らすようにしています。

キットではピンソケットでマイコン基板やブレッドボード等と接続できるようにしてますが、ピンヘッダに変えることも可能です。ご利用の環境に応じて変更してください。

今回、自分にとって勉強になったのは、検査用の治具作りでした。キットなので完成させて動作確認をすることができません。そこで、3Dプリンターとピンを使って、下の画像のような検査治具をつくりました。 これにキットを押し当てて、マウント済みの部品が動作するかを確認しています。